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葬儀式

 当霊園では、一霊火葬毎に必ず葬儀式を執り行います。葬儀式の費用は無料です。霊園までお越しいただけない時はご自宅からお見送り下さい。
 以前に亡くなった愛犬・愛猫の供養(無料です)も一緒に出来ます。担当にお申し付けください。(命日・年齢・種類等)


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葬儀の役目

 旅立つものにとっての葬儀式は2つの役目を持ちます。ひとつめはこの世で活動をする為に載いた肉体をこの世界の構成要素(元素)に帰す事です。先人は私たち(犬や猫も)の体は、風・火・水・地の四つの要素が調和統合されて出来上がったものだと考えました。死とは、この四つの要素に体が分解することだととらえて下さい。つまり、葬儀式の方法には風葬・火葬・水葬・土葬の四つの方法があります。ちなみにお釈迦様は火葬に付されました。火葬をもって最上の葬法とすると有ります。では、この肉体を実際に動かしていた原動力は何だったのでしょうか。そうです、心です。その心(根源的主体)を仏様(真理)へと送り出すのが葬儀式の第2の役目でありこれが葬儀の本質であります。この心(根源的主体)を正しく見送り成仏させることが私共の役目であり飼主にとっての心の平安を得ることにつながります。死んだら無になるとか葬儀はこの世に残った者の自己満足の方法という人もいます。はたしてそうでしょうか死んで行く者は物質的には雲散霧消してしまいますが、すべてが無になる訳ではありません。浄土へおもむくその主体が必ず有ります。その主体を仏教では阿頼耶識(第八識)と呼びます。


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供養の方法

 

 葬儀の后、初七日~四十九日・一周忌と巡って参ります。そしてこの間に春・秋の彼岸の法要祭を催します。春・秋彼岸法要は、その都度皆様に御案内を差し上げます。ご自宅につれ帰られて安置される場合は仏壇があれば仏壇の近傍にお骨を安置されて結構です。毎朝仏様にお香や灯明を奉げ手を合せるとき、愛犬、愛猫等のことも心に思い浮かべて下さい。仏様の居られぬ家は、床の間等に少し高めの台を作って(箱や机で結構です)布を敷きその上にお骨をお祭りして下さい。本来なら、香と灯明をお供えして頂きたいのですが、火事等の危険も考えて水や食物の供物でも宜しいでしょう。タンスの上や机の上でも結構です。

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初七日

 死出の旅路の第一回目の審判です。秦広王という王様が登場して生前の善悪の軽重を問います。冥土の裁判はお昼に始まるそうです。故に午前中に法要を致します。
 ちなみに閻魔大王は三五日目にお出ましになられます。冥土の審判官七人の中でただ一人インドから伝わってきた王様です。


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四十九日

 いよいよ、冥土の旅路も終りに近づきました。泰山王が出まして、最後の決審です。人の葬儀であればこの日供養が済んだら忌中の札を外します。同じく午前中に催します。